手漉き和紙の原料(楮)を秋田で作っています

　朝畑に行った後は、残っている黒皮の外皮を削る作業です。

　昨年１２月に収穫した楮を蒸して皮を剥いで乾燥させて保管しています。

　残っているのは細いものばかりに。

　乾燥させていた皮を水に２時間ほど浸けて置くと柔らかくなります。

　この位の量（私の手で一掴み位）であれば、黒皮を削り終えるには３〜４時間位かかります。

　色々な太さがあります。

　左側の太さでは、削る手間ばかりかかるようにも思いますが、自分が育てたものは１本でも無駄にしたくないため、どんなに細く手間がかかっても白皮にしたいと思ってしまいます。

　右側くらいの太さのものが作れたら良いのですが。

　

　↓上の左側の皮を枝状にしたら下の写真くらい。