嵐山天龍寺で和紙原料を見つける2016/08/01

 京都嵐山にある小倉百人一首の殿堂 時雨殿でのイベント参加のあと、まだ行ったことのなかった天龍寺へ足を伸ばしました。暑い日ではありましたが、お庭をゆっくり散策。
 その中に、糊空木という看板を見つけました。これは、紙を漉くときに使用する粘剤の原料となるノリウツギか。切った枝は見たことがありましたが、花が咲いているのを見たのは初めてでした。アジサイ科であることも初めて知りました。なんとも可憐なお花です。
 粘剤とは、紙の原料となる、楮、ミツマタ、雁皮の繊維を水の中で分散させるために入れるもので、繊維を均一にするために大変重要な役割果たします。接着剤ではないのですが、どろっとした粘りのある液を植物から抽出して使います。

 粘剤としてよく使われるのは、とろろあおいの根です。これは同じアオイ科のオクラに大変近い植物です。こちらも黄色い綺麗な花をつけます。
 かつて紙漉きをしようと思っていたころに、とろろあおいの種をいただき、畑で育てたことがありますが、同じ畑でオクラも栽培していたためか、どれがとろろあおいかわからなくなってしまいました。
のりうつぎ

のりうつぎ

みつまた
みつまたも花の時期には可愛い白い花を咲かせます

とろろあおい
とろろあおいの花