手漉き和紙の原料(楮)を秋田で作っています

手を伸ばしても届かなき２mほどのところに脇芽があります。

私が楮畑に来れなかった１ヶ月の間、知り合いの方に脇芽欠きをお願いしていたので、高いところ以外は取ってありました。

高いところは脚立に乗って取ります。

小さな脇芽は指で簡単に取れますが、伸びてしまっているのは剪定バサミを使います。

脚立に乗っても手を伸ばしてようやく届くところも。

上を向いてばかりいたので首が少し疲れました。

脚立から降りて、随分と横に伸びている枝があるなあと思ってよく見ると、脇芽が大きく伸びているものでした。見落として取り忘れると、こんなに大きくなってしまいます。

これも剪定バサミで切り落とします。

剪定バサミで切ったところからは樹液がでてきます。

脇芽後が、収穫し蒸して皮をはいだ黒皮でどうなっているかというと

上の２つのように樹液でふさがっていますが、下のように穴があいてしまうものもあります。

穴のない皮にするためには脇芽欠きが欠かせません。