白鳥庭園清羽亭広間の障子紙原料に ― 2018/01/08
私の作った楮が、名古屋市にある白鳥庭園清羽亭広間の障子紙となりました。
毎年収穫した楮をお渡ししている、豊田市在住の小原和紙工芸作家のかのうともみひさし(ユニット名)氏の手により、大変素晴らしい障子紙にしていただきました。毎年白鳥庭園で作品展をされているお二人。作品展に伺った際そのお話を聞きました。

外と内を隔てているのは障子紙1枚のため、厚めに漉いているそうですが、光を通していましたが、(伺った日は冷たい雨の降る日でしたが)寒さはしっかり遮断されていました。
漉いてすぐから色が白く、また強い紙になったので、障子紙に向いている楮だねと言われ光栄でした。
↓拡大して撮ってみました。

↓スクリーンとなっている紙も、障子紙と同じ紙です。

白鳥庭園は、尾張徳川家の白鳥貯木場跡地に、平成3年に開園した白鳥公園にあります。池泉回遊式庭園で中部地方の地形をモチーフに、源流から大海までの水の物語をテーマにして作られた名古屋市内随一の規模を誇る日本庭園で、庭園のほぼ中央、流れのほとりに位置する清羽亭は、自然素材を生かして、京都数寄屋大工と尾張大工の親密な強力によって造られた本格的な数寄屋建築。
そのような場所に私の原料が使われたと思うと本当に嬉しいことです。
白鳥庭園では、初の茶室でのお茶席に参加(お茶の作法はほとんど分かっていないのですが)、一絃琴と箏の演奏を聞いたりなど充実した時間を過ごしました。一絃琴の奏者の方が、十三弦の箏よりも、哀愁のある音色をもつ一絃琴が好きだと言っていたのが印象的でした。

白鳥庭園の後は和紙素材の研究展にも立ち寄り、和紙作品に囲まれた一日となりました。

最近のコメント