7月の楮畑１: 手漉き和紙の原料(楮)を秋田で作っています

　１０日間ほど楮畑の手入れに秋田へ行ってきました。

　１ヶ月も経っていないからそんなに成長はしていないだろうと思っていましたが、成長期であるため予想以上に成長しておりました。

↑今回はこんな感じです。林の栗の木が見通せないくらい伸びてきていました。

↓前回の畑

↓枝の一つひとつを見ると、脇芽がかなり成長しています。

↓横に伸びてきている枝は、間引きしたはずですが、横に伸びてくる枝はあります。風に揺られてしまったためか、手前の枝は抜けてしまい枯れています。

↓横に伸びていくと、隣の株の枝にも影響を与えてしまうので、紐で軽く縛りました。

こうすることで、太陽の光が枝全体に当たるようになり、皮の繊維が均等に成長するのではないかと思っています。体験上感じるのは、日が当たっていない枝は柔らかく、触るとすぐに折れてしまうほどですが、日を浴びると硬いしっかりとした枝に成長しているように思います。